基礎知識

ダイエットの考え方

ダイエットには2通りの考え方がある。健康の為か、美容の為かである。もちろん、どちらも手に入れられればそれに越したことはないが、近年の若い女性の過度の痩せ志向は健康と両立されていないことが多い。
太り気味だからといって必ずしもダイエットが必要とはならない。ダイエットが必要なのは疾病リスクが高い『肥満症』の場合である。

肥満症とは
BMI が 25 以上かつ
糖尿病や高血圧、高脂血症、睡眠時無呼吸症候群、月経異常などの健康障害を持つもの
または、腹部 CT 検査で内臓脂肪型肥満と判定されたもの
である。

内蔵脂肪型肥満は、様々な生理活性物質を盛んに分泌して、体内のバランスを狂わせてしまう肥満である。ビール腹などの上半身肥満に多く見られており、思い当たる場合は、肥満症の可能性が高くなる。
こうした病的な肥満の為のダイエットはとても重要で、病気を予防し、健康を回復する為に不可欠なものである。

一方で、10代や20代の女性ではさらに痩せていてもまだ痩せたいと思っている人がかなり多いらしい。モデルのようなスタイルを手に入れたいという美容の為だけのダイエットである。ここで問題となるのは、過剰なダイエットによって、発育異常、月経異常、骨粗鬆症、皮膚の病気、過食症、拒食症、精神的なトラブルなどが起こってくる可能性があるということだ。

それに乗じるようにして根拠の脆弱な様々なダイエット法やダイエット商品が至るところに蔓延している。このような状況から自分自身や家族を守るためには、正しい医学的な情報をある程度知っておくことが大切である。

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