基礎知識

食事療法とカロリーコントロール

食事療法の基本はカロリーコントロールである。カロリーとは熱量のことであり、我々が身体活動を行なう為に必要とするエネルギーである。人の体重を減らすためには、摂取するエネルギー量を減らし消費するエネルギーを増やす(エネルギーバランスを負にする)ことが必要とされているが、それらを正確に算出することは困難であり、現実には大雑把な計算とそれに対する意識を持つことが大切である。

食事療法の基本
必要最低限の栄養素を確保しながら、摂取エネルギーを消費エネルギーよりも抑える

食事療法の実際

標準体重より20%増以下の太り気味の場合
生活習慣病などで気になるものがある場合には、減量を意識して食生活や生活習慣の見直しを行なう。また、運動などを積極的に取り入れるなどしたい。

標準体重より20〜40%増の軽度肥満の場合
本格的な食事療法を必要とするのはこのあたりからである。低カロリー食による食事療法の目安としては、男性で1400〜1800キロカロリー、女性で1200〜1600キロカロリーとされている。この時、糖尿病食などを参考にしながら、必要な栄養素が不足しないようにすることが大切である。減量ペースとしては、1〜2キロ/月程度が良い。

標準体重より40〜70%以上の肥満の場合
厳格な食事療法が必要となり、場合によっては医師の管理下での超低カロリー食療法が必要となることもある。運動が困難なケースも多く、まずは食事療法で体重を減らすことが必要である。

それ以上の高度肥満の場合
関連疾患の状況にもよるが、基本的には入院して超低カロリー食療法を行なうべきとされている。肥満の原因を良く調べて見る意味でも、専門の医師の診断を仰ぐようにする。

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